はじめに
WordPressを使っていると「バージョンアップしてください」という通知を見かけることがあります。
しかし、何も考えずにアップデートするとサイトが正常に動かなくなることも…。
この記事では、バージョンアップの正しい手順と注意点を初心者にもわかりやすく解説します。
なぜバージョンアップが必要なのか?
WordPressを最新バージョンに保つことで、次のようなメリットがあります。
- ✅ セキュリティ向上: 古いバージョンは脆弱性の標的になりやすく、ハッカーの攻撃リスクが高まります。
- ✅ 新機能の追加: 最新機能でサイト運営がより便利に。
- ✅ 不具合修正: 既知のバグが修正され、安定性が向上。
- ✅ パフォーマンス改善: サイトの表示速度や機能が改善されます。
⚠️ アップデートしないとどうなる?
セキュリティホールが放置され、サイト乗っ取りやスパム被害の危険性が高まります。さらに、一部のプラグインやテーマが正常に動作しなくなることもあります。
バージョンアップ前に必ずバックアップを!
なぜバックアップが重要?
アップデート中にエラーが発生しても、バックアップがあれば元の状態にすぐ戻せます。サイトトラブルを防ぐ最も簡単な方法です。
おすすめのバックアップ方法
- プラグインを利用:
- UpdraftPlus: ワンクリックでデータベースやファイル全体を保存。
🔗 公式サイトはこちら
🔗参照記事:バックアップの重要性と簡単な自動化方法
- UpdraftPlus: ワンクリックでデータベースやファイル全体を保存。
- サーバー管理画面から取得:
- レンタルサーバー(例: Xserver, ConoHa WING)には自動バックアップ機能があります。
- FTPで手動バックアップ:
- “wp-content” フォルダとデータベースを保存。技術的な知識がある場合に推奨。
📝 ポイント: バックアップ後は正常に保存されているか確認しましょう!
WordPress本体のバージョンアップ手順
ステップ1: 管理画面にアクセス
- WordPressにログイン。
- ダッシュボード上部に「更新があります」の通知を確認。
ステップ2: バックアップ確認
- アップデート前にバックアップが最新か再確認してください。
ステップ3: アップデート実行
- 「ダッシュボード」→「更新」をクリック。
- 「今すぐ更新」ボタンを押します。
- 更新中は画面を閉じず、処理が終わるまで待ちましょう。
ステップ4: プラグイン・テーマの更新
- WordPress本体更新後、「プラグイン」や「外観」→「テーマ」も最新にします。
⚠️ 注意: 互換性がないプラグインはアップデートで不具合を起こすことがあります。
ステップ5: アップデート後の確認ポイント
✅ サイト表示確認: トップページや記事ページが正しく表示されるか確認。
✅ 管理画面動作確認: 投稿作成やメディアアップロードが正常に動作するかチェック。
✅ エラーログ確認: 問題があればサーバーログやプラグインのエラー報告を確認。
よくある質問 (FAQ)
Q1. バージョンアップをしないとどうなる?
➡️ セキュリティリスクが増し、プラグインやテーマが正常に動作しなくなることがあります。
Q2. 自動更新は有効にしておくべき?
➡️ セキュリティ更新は自動化推奨。ただし、大規模なアップデートは手動で確認後に実施をおすすめします。
Q3. アップデート後にサイトが崩れた場合の対処法は?
➡️ すぐにバックアップから復元しましょう。プラグインの互換性が原因の場合は問題のあるプラグインを無効化して調査します。
Q4. バックアップはどのくらいの頻度で取るべき?
➡️ 週1回以上が理想。サイト更新時やアップデート前は必須です。
Q5. プラグイン更新でエラーが出た時の解決法は?
➡️ エラーを引き起こしたプラグインを無効化し、開発元のサポートを確認。または代替プラグインの利用を検討してください。
まとめ
WordPressのバージョンアップは、サイトの安全性とパフォーマンスを保つために非常に重要です。
事前準備としてバックアップを必ず取り、今回紹介した手順に沿って実施すれば安心してアップデートが可能です。
サイトの安定運営のためにも、定期的な確認と更新を心がけましょう!
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