はじめに
WordPressを利用していると、「サイトがハッキングされないか不安…」「何からセキュリティ対策をすればいいの?」と悩む方は多いでしょう。
特に初心者にとって、セキュリティは難しく感じるものです。
この記事では、簡単に実践できる「ログインURLの変更」を中心に、すぐにできるセキュリティ対策を詳しく解説します。
なぜログインURLを変更するのか?
WordPressの初期設定では、ログインURLは通常 yourdomain.com/wp-login.php
です。
このURLは誰でも簡単に推測できるため、ハッカーに狙われやすくなります。
特にブルートフォース攻撃(総当たり攻撃)の標的になりやすいですが、ログインURLを変更するだけで不正アクセスを大幅に減らすことができます。
✅ ログインURLを変更するメリット
- 不正ログイン試行の減少
- サイトへの攻撃リスクを軽減
- 安心してサイト運営ができる
ログインURL変更の手順(プラグイン使用)
ステップ1: プラグインをインストール
初心者でも簡単に変更できるプラグイン「WPS Hide Login」を使用します。
- WordPress管理画面にログイン
- 左側メニューから「プラグイン」→「新規追加」をクリック
- 検索バーに「WPS Hide Login」と入力し、インストール後に有効化します
- 公式サイトはこちら
ステップ2: ログインURLを設定
- 管理画面で「設定」→「一般」に移動
- ページ下部に「WPS Hide Login」の設定項目があります
- 新しいURLを指定(例:
/my-login
)し、「変更を保存」をクリック
注意: 新しいURLを忘れないように必ずメモしておきましょう!
変更後に気をつけるポイント
✅ ブックマーク: 新しいURLを忘れないようにブックマークしてください。
✅ キャッシュのクリア: 一部のキャッシュプラグインが干渉する場合があるので、キャッシュをクリアしてください。
✅ 万が一の備え: URLを忘れた場合はFTPやサーバー管理画面でプラグインを無効化することが可能です。
✅ 公式ドキュメントの確認: WPS Hide Login公式ガイド
その他の簡単セキュリティ対策
🔑 管理者アカウントの強化
- ユーザー名を「admin」にしない: 「admin」は最も狙われやすいユーザー名です。
- 強力なパスワードを使用: 英数字・記号を組み合わせた12文字以上が推奨です。
🔒 WordPress本体・プラグイン・テーマの更新
- 最新版を常に保つことで、既知の脆弱性を防ぎます。
- アップデート前には必ずバックアップを取りましょう。
🛡️ 信頼できるプラグイン・テーマを使用
- 公式ディレクトリや信頼できるサイトからのみインストールしてください。
💾 定期的なバックアップを実施
- 万が一のトラブルに備えて、自動バックアップ設定を推奨します。
- バックアップの重要性と簡単な自動化方法
まとめ
WordPressのセキュリティ対策は、難しそうに思えても「ログインURLの変更」など簡単なことから始められます。
特に初心者にとって、手軽にできる方法から取り組むことが重要です。
今回紹介した手順を実践し、大切なサイトをしっかり守りましょう!
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