WordPressサイトのバックアップ、どのプラグインを使っていますか? WordPressには多くのバックアッププラグインが存在し、それぞれ特徴が異なります。
万が一のデータ消失やハッキングに備え、最適なバックアッププラグインを選ぶことは非常に重要です。 本記事では、人気のバックアッププラグイン「UpdraftPlus」「BackWPup」「Jetpack Backup」を比較し、 どのプラグインが最適かを解説します。
バックアッププラグインを選ぶ基準
バックアッププラグインを選ぶ際に考慮すべきポイントは以下の通りです。
- クラウド対応: Google DriveやDropboxなどのクラウドストレージに保存できるか。
- 無料版の機能: 無料でも十分な機能があるか、それとも有料版が必須か。
- スケジュール機能: 自動バックアップのスケジュール設定ができるか。
- 復元の容易さ: バックアップデータの復元が簡単か。
- サポートの充実度: 問題が発生した際に公式サポートが受けられるか。
比較するバックアッププラグイン
今回は以下の3つのバックアッププラグインを比較します。
- UpdraftPlus(手軽に設定でき、多くのクラウドストレージに対応)
- BackWPup(詳細なスケジュール設定が可能で、無料版も充実)
- Jetpack Backup(WordPress公式プラグインで信頼性が高い)
プラグイン比較表
プラグイン名 | クラウド対応 | 無料版 | スケジュール機能 | 復元の容易さ | サポート |
---|---|---|---|---|---|
UpdraftPlus | Google Drive, Dropbox, Amazon S3 など | あり | あり(詳細設定可) | 簡単(ワンクリック復元) | 充実(有料版はサポート強化) |
BackWPup | Dropbox, FTP, Google Drive など | あり | あり(カスタマイズ可能) | 手動(手順がやや複雑) | 基本サポート(無料版は制限あり) |
Jetpack Backup | WordPress.comクラウド | なし(有料) | あり(リアルタイムバックアップ) | 非常に簡単(数クリックで復元) | 公式サポートあり |
各プラグインの特徴
1. UpdraftPlus
- メリット:
- クラウドストレージ対応が豊富
- 直感的なUIで初心者にも扱いやすい
- 無料版でも基本機能が十分に使える
- ワンクリックでの復元が可能
- デメリット:
- 高度な機能は有料版が必要
- 日本語サポートが限定的
2. BackWPup
- メリット:
- 詳細なスケジュール設定が可能
- FTPやクラウドへのバックアップに対応
- 無料版でも豊富な機能を利用できる
- デメリット:
- UIがやや複雑で、初心者には設定が難しい
- 復元機能は搭載されていない(手動で復元が必要)
3. Jetpack Backup
- メリット:
- WordPress公式提供で信頼性が高い
- リアルタイムバックアップが可能(有料)
- サイト復元が非常に簡単
- デメリット:
- 完全有料で無料版がない
- クラウド保存先がWordPress.comに限定される
実際のユーザー事例
事例1: UpdraftPlusで簡単に復元できた
あるブロガーがプラグイン更新後にサイトが崩れたが、UpdraftPlusのワンクリック復元機能を使い、 5分以内にサイトを元通りにすることができた。
事例2: BackWPupでの手動復元に苦労
中小企業のサイト運営者がBackWPupでバックアップを取っていたが、 サイトがクラッシュした際、手動復元の手順が難しく、外部の専門家に依頼することになった。
事例3: Jetpack Backupのリアルタイム機能が役立った
ECサイト運営者がJetpack Backupを利用しており、 カスタマイズ中にミスをしてもリアルタイムバックアップのおかげで素早く元の状態に戻せた。
どのプラグインを選ぶべき?
- 初心者: → UpdraftPlus(簡単&クラウド対応&ワンクリック復元)
- 無料で充実した機能が欲しい: → BackWPup(詳細設定が可能)
- 公式の信頼性とリアルタイムバックアップ: → Jetpack Backup(有料)
まとめ
WordPressのバックアッププラグインは、それぞれ特徴が異なります。

- 無料で使いやすいのはUpdraftPlus
- 柔軟なスケジュール設定ができるのはBackWPup
- リアルタイムで復元しやすいのはJetpack Backup(有料)
サイトの規模や目的に応じて、最適なプラグインを選びましょう!
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